車下取りマニア

最近はスライドドアのミニバンが増えてきましたよね。
狭い場所での乗り降りが楽ですし、自動ドアなら運転者が開閉が出来るしで、とても便利なので増えた事も納得です。

でもこの便利なスライドドアにも弱点があります。
それは異音の発生源になる事が多い事です。

まず自動車の普通のドアとスライドドアの開閉機能部分を比較して見ると、部品点数が圧倒的にスライドドアの方が多いです。
ですので当然故障する可能性がある部分が多いって事です。

例えばスライドドアのレール部分にローラーが付いていますが、通常は外から見えない部分に隠れていますので、素人ユーザーが自分でグリスアップなどをしない事が多いですよね。

この部分のグリスが無くなると、開閉時にゴロゴロ大きな音を立てるようになりますし、グリスが減ったまま放置するとローラーやレールを痛めて、さらに異音が大きくなります。
それと自動ドアの場合はモーターの負荷も増えるでしょうね。

次にドアの大きさです。
殆どの場合でスライドドアの方が大きくて重いです。
これが何を意味するかと言うと、重くて大きいって事は歪みやすいって事につながります。
ドアが歪んでくると言いましても、目には分からない程度ですし、使用には支障のないレベルです。
しかし僅かな歪みでも異音は発生しますし、走行中にカタカタと鳴る事が多くなります。
気にならない人は良いのですが、気になる人にはこの異音がストレスになります。

このようなスライドドアの不具合を解決するには、知識と経験が必要になります。
部品の位置を数ミリ移動するだけで解決する事も多々ありますし、知識や経験が無ければ直す事は難しいです。

特に発生源が分からない異音の場合で、発生源がスライドドアでその中の一つの部品が原因って辿り着くには、経験が無いと難しいです。
このような情報は、新車ディーラーが多く保有していますが、古い車の場合は異音程度は当たり前なので我慢してくださいと言われる事が多いですね。
そのディーラーで購入したお客さんで普段からディーラーと仲良くしている場合は、親切に対応してくれる事も多いですが、他で買った中古車の場合なんかは、あまり相手にしてもらえません。

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